こんばんは。
なかた筋整復院 院長 中田です。
今回は、「冷えと痛み」です。
冷えと痛みの関係
寒くなり体が冷えると、末梢血管が縮み筋肉への血流が減ります。
血行不良などが原因で筋肉の温度が下がってくると、活動に必要な酸素を血液から取り込む量が減り、筋肉は酸欠になり柔軟性が低下しケガにつながります。
痛覚や触覚なども過敏になります。
手や足などの末梢神経は、筋肉の間を縫うようにして走行しているため、冷えで筋肉が縮むと「痛みやしびれ」などを感じやすくなります。
冬場は関節痛・神経痛・肩こり・腰痛が増えるのも、「神経が過敏になる」こと、「筋肉が硬くなる」ことが大きな理由です。
血流の「良い・悪い」で、痛みかたや体の冷え方が変わってきます。
筋肉(筋量)のある人が良さそうですね。
(ただし、筋肉のある人が痛みがないという訳ではないです。筋肉自体の状態もあります。)
末端に行くほど心臓の圧力が弱くなり、特に足などは重力に逆らい血液を心臓へ戻さなくてはいけません。
以前のブログで「下腿三頭筋(ふくらはぎ)」をあげましたが、第二の心臓と呼ばれ、ポンプの役割をしています。
もちろん下腿三頭筋だけではありませんが、トレーニングで筋量を増やすことで冷えの予防につながります。
もう1つ良いことがあります。
筋力が増えて姿勢が良くなることで、さらに「血行の改善」につながります。
「抗重力筋」のブログを参考にしてみてください。
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