こんばんは。
なかた筋整復院　院長の中田です。

今年は異例の早さの梅雨明け及び連日の酷暑、体調を崩される方も多いと思います。

以前アップした「熱中症」「水分補給」の内容でも触れていますが、人間の生理学的な機能「体温調節」が特にこの時期大切になります。

2019.07.27

水分補給

こんばんは。 なかた筋整復院　院長　中田です。 今回は「水分補給」についてです。 全国でも徐々に梅雨明け宣言がされています。気温も急に高くなり体が対応に困っているような気がします。 人の体は約60%が水分で出来ているといわれています。なかでもアスリートは水分を多く含んだ...

2018.07.23

熱中症にお気を付けください。

こんばんは。 なかた筋整復院　院長　中田です。 連日、報道されているように今年は、異常な暑さです。みなさん体調はいかがでしょうか？ 本日（2018年7月23日）で、熊谷で41.1℃という国内最高気温を記録しました。 今回は「熱中症」について書きたいと思います。 ...

2018.07.27

熱中症　その２

こんばんは。 なかた筋整復院　院長　中田です。 今回は引き続き「熱中症」について書きたいと思います。 発症の理由はもちろん「暑さ」です。 人間の体温は、個人差はあれど36度台が基本ですが、暑くなると体から熱が逃げなくなります。そして運動や肉体労働などは、さらに熱...

それを踏まえ、今回は「体温調節」です。

運動をしたり、気温が高くなると体温が上がり、体は「勝手に汗をかき」体温を調節してくれています。

生存のための重要な機能の1つです。

体内には「温度受容器」があり、中枢性と末梢性のものがある。
（温度を監視する器官）

中枢性のものは脳にある視床下部に存在し、温度を感知する感度は非常に高く「0.01度」の温度変化を感知できるそうです。
（これは脳内の血液の温度を監視しています）

末梢性のものは「皮膚」に存在し、「温・冷の受容器」があります。

脳（視床下部）が「熱い・冷たい」情報を受け取ると、体温を一定に保たれるよう、体に指令を出します。

そして「汗腺・血管・筋肉・内分泌腺」をつかい、体温調節をします。
皮膚温や血液の温度が上がると、全身にある汗腺から汗が出ます。
また、皮膚にある血管が拡張し、体の深部の熱をより多く表層へ運び「深部体温を一定」に保とうと働きます。

一方で、皮膚温や血液の温度が下がると、皮膚にある血管は収縮し熱が逃げないようにします。
寒い時に体が震えるのは、脳が筋肉を震えさせ体温を上げようとするからです。

こういった働きを担っているのは「自律神経」なのですが、「呼吸」「血圧」「脈拍」にも関与し、これだけ暑く負担のかかる日が続けば、「熱中症」や「夏バテ」になる人が例年より多くなるでしょう。

とにかく、自分の過ごす環境を出来る限り整え、ご自愛ください。

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