こんばんは。

なかた筋整復院　院長　中田です。

今回は引き続き「熱中症」について書きたいと思います。

発症の理由はもちろん「暑さ」です。
人間の体温は、個人差はあれど36度台が基本ですが、暑くなると体から熱が逃げなくなります。そして運動や肉体労働などは、さらに熱を作り出しているので、汗をかいたり、体表面から熱を逃がし「37度」を超えないように出来ています。
顔が赤くなったりするのも、血管が広がり体表面から熱を逃がそうと調節をしています。

また、運動、肉体労働など普通以上に頑張ると、体温調節のため汗をかきますが、その分、体の水分が減っていきます。水分が減るとコントロールされていた体温が上がっていき、最悪41度くらいまでになることも。
なので、37度以下で上手く働く脳や臓器は機能しづらくなり、また、血液も減ってきて血
めぐりが悪くなります。
こういった事で熱中症を引き起こします。

なぜ子供がなりやすいのか？

体の６割が水分だとすれば、体重60キロと20キロでは、当然20キロの方が水分が少ないため、影響を受けやすく体温が上がってしまいます。大人に比べると、汗をか能力が低く腎臓の働きも弱いので尿も作りづらく発症しやすいです。
顔が赤く、ひどく汗をかいている場合には、深部温がかなり上昇していると推測できます。
特に「乳幼児」は保護者の方が気をつけなければいけません。

「水分をこまめに摂りましょう」とよく言われますが、水を取り過ぎると汗とともに出てしまった塩分をさらに薄める事になりますので、スポーツドリンクなどちゃんと塩分やミネラルが調整された物を摂りましょう。

睡眠は大切です！

暑さで弱った体力を回復させるためにも「睡眠」はかなり大切です。エアコンや扇風機で環境を整えて、布団をかぶり休んでください。

食事は冷たい物が多くなりがちで、胃腸を冷やしますので、少しは温かい物を摂りましょう。これも環境が整っていれば美味しく食べられると思います。

まだまだ暑い日が続きますが、イベントも沢山あると思います、楽しく過ごすために体調を崩さないよう気をつけてください。

2018.07.23

熱中症にお気を付けください。

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