こんばんは。
なかた筋整復院　院長の中田です。

今回は「腱板（ローテーターカフ）」です。
「腱」とは筋肉が骨に付着する際、筋繊維がまとまり白くスジっぽくなったものをいいます。
「下腿三頭筋」のブログで挙げた「腓腹筋やヒラメ筋」がありますが、この2つで構成されるのがアキレス腱で、この「腱」と同じです。

2018.09.10

ふくらはぎ　下腿三頭筋（かたいさんとうきん）

こんばんは。 なかた筋整復院　院長　中田です。 ふくらはぎは、「第二の心臓」 今回は、下腿三頭筋（かたいさんとうきん）いわゆる「ふくらはぎ」の筋肉です。 スポーツ選手はもちろん、一般の方もこの筋肉を鍛えることで、確実にパフォーマンスが上がります。 ふく...

以前「肩甲骨」のブログでも挙げましたが、肩甲骨には「17種類」の筋肉が付着します。
この「腱板」は、その中の4種類の筋肉が上腕骨に付着する際、腱が集まり板状になっているのでこの名がつきました。
その4種とは「棘上筋（きょくじょうきん）」「棘下筋（きょくかきん）」「小円筋（しょうえんきん）」「肩甲下筋（けんこうかきん）」になります。

アウターマッスルやインナーマッスルという言葉をお聞きになったことはあると思いますが、ざっと説明させていただきます。

アウター（表面側）は、大きく太い筋のため強い力を発揮します。
インナー（深部側）は、小さく細いが、関節近くに位置するため、関節の安定性を高めます。

そして腱板は「インナーマッスル」になります。
肩の関節は、上腕骨と肩甲骨で構成されますが、受け皿（肩甲骨）の方が「3：1で小さく」なっています。
そのお陰で人体で最大の可動域をもち、関節の安定性は筋肉に依存しています。

しかし、大きな可動域の代償として「脱臼」が1番起こりやすい関節です。
といっても、脱臼には大きな外力がかかって発症しますので、そこまで簡単には起こりません。（習慣性以外は）

しかし、日常でもそれに近い外力や、多種多様好き勝手に使っている中で、いかに（特に）インナーマッスルが活躍しているかを知っていただきたいです。

次回へ。

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