こんばんは。
なかた筋整復院　院長の中田です。

今回は「主動筋と拮抗筋（きっこうきん）」についてです。

この「拮抗」という言葉なんですが、辞書で調べると「同じくらい」とか「差が無い」など。
類義語を見ても「互角」などで、スポーツの現場で良く耳にしますね。
（ちなみに、対義語は「格段の違い」などです。）

医学用語での拮抗の意味は、「２つの要因がその効果を打ち消し合うように働く」

「拮抗作用」という言葉があり、生体に起こるある現象・反応の対して、「２つの要因が同時に作用して」互いにその効果を打ち消し合う働く事。

交感神経と副交感神経の拮抗作用がよく知られる例です。

肘を例に挙げますが、物を持つ（肘を曲げる）主動なる筋肉は「上腕二頭筋」になります。
拮抗筋は（肘を伸ばす）上腕三頭筋になります。

「拮抗筋」とは反対の動き（作用）をする筋肉である。

詳細は、次回にまわしたいと思います。

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