脱力

こんばんは。

なかた筋整復院 院長 中田です。
今回は「脱力」について書きたいと思います。

「脱力」と「リラックス」

「脱力」と「リラックス」、同じ意味に捉えてますか?それとも、似ているようだけど、何か別のような気がする。
みなさんはどちらでしょうか?
「リラックス」は気分が良い時(落ち着いている時)などに使われることが多い言葉ですが、では「脱力」とは、みなさんどのような時(状態)に使いますか?

「脱力」の意味を調べてみると、「体の力が抜けてぐったりしてしまうこと。意欲・気力が衰えること」と記されています。なにかマイナスな意味合いになっているような感じです。
上記の場合「倦怠」の方が、当てはまると思います。
リラックスとかリラクゼーションなどの表現が先行していて、またそれがプラスのイメージを出しているので、混乱しているかもしれませんね。

以前「肩こり」のブログで、「二足歩行になった時から」と書きましたが、常に重力を受けている状態にあります。「抗重力筋」というものがあります。いわゆる姿勢を維持するための筋肉です。1日の動作の中で、仕事で物を持つ、スポーツでジャンプ、着地を繰り返す等、緊張の連続です。そして疲労が溜まりこわばっていく。「朝よりも夜の方が身長が縮んでいる」と、聞いたことはありませんか?

ここ何年ぐらいでしょうか、枕、マットレス等の広告が増えてますよね。睡眠が大切だからなんですが、体の緊張をとり、回復しやすい状態にする。

例えば、旅先で枕が変わると眠れないという人もいるかと思います。環境の変化で興奮状態(交感神経が優位)にあるというのも含まれますが、体を安静・回復の状態にする、副交感神経を優位に変換できない状態が続く為です。
スポーツの現場でも「肩の力を抜け~」なんて台詞も耳にします。この場合は、筋の過緊張から関節の可動域が減少しプレーの妨げになるからです。

「脱力」とは、自分に必要以上に掛かってる緊張に気づき、「自分の意思で抜くこと」です。日常生活や仕事の中で振り返ってみてください、きっとプラスに働きますよ。
お風呂の後や、1日の最後に仰向けに寝た状態で目を閉じ、自分の体を感じてみてください。
張っているところ、もしくは痛みのあるところ、普段気づかないことが色々確認出来ると思います。
そしたら、鼻から吸って口からゆっくりと吐く呼吸をおこない、頭の中は、自分が床と一体化するような、自分が柔らかくなったつもりのイメージをもってください。
これは結構大切なことです。頭の中のイメージと体が連動します。
頭の中が空になってきたならなお良しです。

どんな動作の中でも自分と向き合いながら「緊張と緩和」をコントロール出来たら最高ですね。かなり高度ですし、訓練が必要です。
トップアスリートは瞬時にコントロール出来るからこそ、スパープレイに繋がるのでしょうね。

最後になりますが、緩和が0なら、動作は1です。今まで書いてきた事と逆を言うようですが、「緩和が無ければ緊張が生れない」ということです。屁理屈ではありません。なるほどと思えた人は、いかに自分が普段、体をリセット出来ていないか、気づけた人でもあります。

長く付き合う体ですし、上手く出来れば生活の中で、自律神経をコントロール出来るようになっていきます。生活リズムを整える必要もありますが、ひとつのきっかけにはなります。

「抗重力筋」のお話はまた後日。

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1カ所5,000円4,000円3,500円3,000円
2カ所7,000円6,000円5,000円4,000円
整顔4,500円(首から肩にかけての調整を含む)
その他6,000円(体がだるい、重いなどの症状・姿勢改善・その他 )

保険適用診療(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷) ※別途、消費税がかかります。
一般高校生中学生小学生未就学児
A.保険診療各種保険適用各種保険適用各種保険適用各種保険適用各種保険適用
B.当院施術料3,500円3,000円3,000円2,500円無料
施術料A+BA+BA+BA+BA
C ※施術箇所が1部位増えるごとにプラス1,000円~ いただきます。
※保険外診療 神経・筋整合法主体の施術をおこなうため

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