肩こり その3

こんばんは。

なかた筋整復院 院長 中田です。

前回に引き続き「肩こり」です。
肩こり解消のポイントになるであろう筋肉を、いくつか挙げてみたいと思います。

ボールを投げるなどスポーツに大活躍 三角筋

まず一つは、「三角筋」です。鎖骨の外側1/3、肩甲骨より始まり、腕の骨(上腕骨)外側の真ん中に着きます。作用としては、挙手する時などが主です。
前回「腕はぶら下がっている」と書きましたが、この三角筋が支えています。
(棘上筋という小さい筋ですが、大切な筋で、一緒に支えています。)

仕事で指先や腕を使い過ぎたり負担が掛かると、肩や首に症状が出たことがありませんか?三角筋が敏感に指先、腕の疲労を感知し肩や首にその刺激を伝えるからです。そして三角筋に疲労が蓄積すると、肩や首に防御反応が出始めて、筋肉を休ませようとします。この状態が長期間続くと硬くなり始め、負担が蓄積され痛みに変化していきます。

主に肩甲骨の動きに関与し三角筋の動きの補助の役目も 僧帽筋


二つ目は、「僧帽筋」です。後頭部にある、尖っているところ、頚椎、胸椎から始まり、鎖骨の外側、肩甲骨に着きます。作用としては、肩甲骨の動きに関与します。
皆さんが肩がこったと感じているのは、この筋肉ですね。

「三角筋」と「僧帽筋」二つの関連性を説明してみます。たとえば、両手に買い物袋を提げていると、首から肩にかけて疲労を感じませんか?
「指に掛かった重み」+「腕本来の重み」を三角筋が支えていますが、疲労が溜まると休ませようとします。そうすると腕の重みで肩甲骨が引き下げられ、さらに首から肩甲骨に着いている僧帽筋が引っ張られてしまい、重み全てを受け止めるようになります。
だから荷を下ろした後に、肩をすくめたり、肩甲骨を寄せたり、バンザイをしてみたり、引っ張られた筋肉を緩めようと自然とやっていると思います。

物を引き寄せたりするの役目 広背筋

三つ目は、「広背筋」です。背骨、骨盤から始まり、腋をすり抜け、上腕骨(腕の骨に)前面に着きます。腰と背中を包むような感じですね。作用としては、腋を締める、懸垂など、腕を伸ばした状態から体を引きつける動作に大きく働きます。
余談ですが、五十肩などで影響を受けバンザイが出来なくなる要因とも言われます。

まとめ

一見、広背筋は肩に存在するものではありませんが、三角筋、僧帽筋の拮抗筋(対の動きさせる)になります。
バンザイをさせるのは、三角筋、僧帽筋でその手を下ろすのは広背筋になります。一方が緊張している時は、もう一方は緩んでいて、体(動作)というのは、筋肉を同調させたり、拮抗させたりして、バランスを取っています。それが崩れると症状に繋がります。

私が肩こりの施術でおこなうのであれば、最初に広背筋の整復になります。腰から始まる筋肉なので、その関連もみます。その他の症状でもそうですが、患部たどり着くまでにいくつもの工程踏まえて、組み立てをして、患部にアプローチを掛けるのは最後になると思います。いきなり患部を施術するというは、個人的には疑問に思う次第です。


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施術か所一般高校生中学生小学生以下
1カ所5,000円4,000円3,500円3,000円
2カ所7,000円6,000円5,000円4,000円
整顔4,500円(首から肩にかけての調整を含む)
その他6,000円(体がだるい、重いなどの症状・姿勢改善・その他 )

保険適用診療(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷) ※別途、消費税がかかります。
一般高校生中学生小学生未就学児
A.保険診療各種保険適用各種保険適用各種保険適用各種保険適用各種保険適用
B.当院施術料3,500円3,000円3,000円2,500円無料
施術料A+BA+BA+BA+BA
C ※施術箇所が1部位増えるごとにプラス1,000円~ いただきます。
※保険外診療 神経・筋整合法主体の施術をおこなうため

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