こんばんは。

なかた筋整復院　院長の中田です。

以前にもアップしましたが、今回はお風呂（長風呂）についてです。

メリットを簡潔に書くと、芯まで温まる・むくみの緩和・心身的なリラックス効果です。
詳細は以前の「お風呂」のブログを参考になさってください。

重複する内容もありますが、今回はデメリットについて書きたいと思います。
やはりこの時期で一番怖いのは、浴室に限らずですがヒートショックでしょう。

一般的にですが、20～30分を超えると長風呂といわれます。この時間を目安（境目）として考えても良いかと思います。お湯の温度、全身浴か半身浴、持病など考慮する点もありますので、参考までにしてください。

デメリットとしては、以下の点が挙げられます。

・脱水症状を起こす
・お肌の乾燥（必要以上に皮脂や本来の保湿成分が流れる）
・寝つきが悪くなる（42℃を超えるような熱いお湯に長時間浸かっていると、交感神経が活発になるため）

今回のメインの内容は「心臓や肺への負担」です。
以前のブログで「静水圧（首まで浸かると水圧で末梢に溜まった血液や体液が押し戻され、血流やリンパの流れが改善する）」をメリットとして書きましたが、場合によってはデメリットになりうるということです。
体温が上がることで、「血圧」が上昇しやすくなります。

もう一つは「のぼせ・立ちくらみ」です。
体温の過度な上昇や脱水が原因でめまいを起こし、転倒のリスクがあります。
浴室内で意識を失って溺れたり、転倒の際に頭を打ったりと、非常に危険な状況になることもあります。

改めて確認です。

・適切な温度・時間は38～40℃程度で、入浴時間は10～20分を目安に
・水分補給や体調管理（食後や飲酒後はなるべく避ける）
・家族への声かけ
・温度差の緩和（特に冬場は温度変化に注意）

これから気温も下がり、こういったリスクが高まる時期になります。
体調に気をつけてお過ごしください。

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