シンスプリント

こんばんは。
なかた筋整復院 院長の中田です。

今回は「シンスプリント」です。

シンスプリントは別名「脛骨疲労性骨膜炎」と呼ばれます。

骨膜の炎症と表現している文章もありましたが、私個人は「骨膜の炎症」は2段階目で、初期段階では筋肉に過度なストレスがかかり、代謝が低下し痛みが発症したものと、分けて考えています。

下腿(すねの内側)に痛みを出す症状で、中学・高校生の陸上やバスケット、バレーなど、走る・跳ぶなどを中心に行う競技に多くみられます。

理由を聞けば日頃はもちろん、大会が近いためのハードスケジュール、レギュラーを降ろされたくないがための我慢など、なかなか患部の安静がとれてなかったようです。

大腿筋膜張筋(腸脛靭帯炎)でのブログで「鵞足炎」と共に挙げた症例であり、私自身、臨床の現場で先ほどの2つの症例より数多く出会いました。

後脛骨筋・ヒラメ筋・長シ屈筋・前脛骨筋など、下腿部(すね・ふくらはぎ)の筋肉が関わり、症状が発症するのですが、実際ただの使いすぎだけではなく、過去に足関節の捻挫があり荷重のかかり方に癖があったり、ランニングホームが悪かったり、o脚や扁平足、下肢全体の柔軟性の低下など。

例を挙げるとキリがないのです。

なぜ同じ競技をして、同じ運動量なのに、症状の出る人・出ない人の差があるのか?
筋力差、体力差もありますが、体の使い方「日頃の姿勢の良し悪し」が1番ではないかと思います。

基本立ち姿勢で足の「踵5割・親指3割・小指2割」に体重が分散されます。
(踵5割・親指2,5割小指2,5割の表記もあります)

ゆっくり歩く時でも足底にかかる重さは「体重の1,2倍」です。60㎏の人では1歩ごとに72㎏の重さがかかります。

人間は1日平均6,5キロメートル歩いているといわれ、歩数にすると約7500歩になり、単純計算ですが1日540トンの重さが足にかかっていることになります。
(歩数、距離は個人差がありますので、参考までに)

走っている時は約3倍、ジャンプは約6倍の負荷がかかるといわれています。

こういった事をふまえると、症状を改善するにあたって「安静」が1番かと思います。

悪化したり、長引くと日常生活にまで支障をきたします。初期段階で改善に取り組み、万全な状態で生活を送っていただきたいです。

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自費診療 ※初診料 3000円(税抜)を頂戴いたします。 ※別途、消費税がかかります。※初診料は、前回の受診より半年経過した後に発生します。
施術か所一般高校生中学生小学生以下
1カ所5,000円4,000円3,500円3,000円
2カ所7,000円6,000円5,000円4,000円
整顔4,500円(首から肩にかけての調整を含む)
その他6,000円(体がだるい、重いなどの症状・姿勢改善・その他 )

保険適用診療(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷) ※別途、消費税がかかります。
一般高校生中学生小学生未就学児
A.保険診療各種保険適用各種保険適用各種保険適用各種保険適用各種保険適用
B.当院施術料3,500円3,000円3,000円2,500円無料
施術料A+BA+BA+BA+BA
C ※施術箇所が1部位増えるごとにプラス1,000円~ いただきます。
※保険外診療 神経・筋整合法主体の施術をおこなうため

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