こんばんは。

なかた筋整復院　院長　中田です。

前回「有酸素運動」「無酸素運動」に触れたので、人間の体に必要とされている必須ミネラル16種の1つ「亜鉛」について書きたいと思います。

亜鉛は、体を動かす人ほど必要で、汗の中に多く含まれるため、発汗に比例して流出してしまいます。また、運動強度が上がるほど体内消費量は増加します。

しかし、亜鉛は体内で作ることは出来ないので、運動で消費した分を、食事から取る必要があります。
「タンパク質」を含む、肉・魚介・大豆製品に多く含まれているものを取りましょう。

亜鉛を多く含む食品の代表は、なんといっても「牡蠣」です。ポイントとして亜鉛は水溶性のため、調理のさいは、短時間の加熱、または汁ごと食べられる鍋やスープなどが簡単です。「牡蠣」は、年間通して食べるのは難しかもしれません。そんなときは、豚のレバーや高野豆腐なども多く含まれていますので、バランスの良い食事を心がけてください。

もう1つポイントですが、腸での吸収率が30%前後となっているので、「吸収を助ける」ために「ビタミンC」を含む食品と一緒に取るようにすると良いでしょう。

また、亜鉛には、新陳代謝・エネルギー代謝・免疫反応など様々な働きをサポートしています。
例をあげると「抗酸化作用」「免疫の向上」「成長・発育」「髪や肌の健康維持」「味覚を保つ」「うつ状態の緩和」などがあります。

食事からの適量摂取であれば問題ないのですが、サプリメントなどでの過剰摂取は体調不良を起こすこともあります。お気をつけください。

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