タンパク質

こんばんは。
なかた筋整復院院長 中田です。

今回は「タンパク質」です。

たんぱく‐しつ【×蛋白質】
生物の細胞の主成分であり生命現象に直接深く関与している、窒素を含む高分子の有機化合物。約20種のアミノ酸がペプチド結合によりつながったもので、種類は多い。単純タンパク質と複合タンパク質とに分けられる。プロテイン。

小学館 デジタル大辞泉より

まずは、タンパク質の話を進める前に、肝臓・腎臓の働きからお話していきましょう。

「肝臓」は人体で最も大きい臓器で右肋骨(右脇腹)に守られるようにあります。
大人の肝臓は、体重の約50分1ほどといわれています。

基本的な役割は3つ。

1.タンパク質の合成・栄養の貯蔵
2.有害物質の解毒・分解
3.胆汁の合成・分泌
(胆汁とは、脂肪を消化するのに必要な液体で黄緑色しています。)

私たちは食べ物を胃や小腸で吸収されやすい形に変え、肝臓に送ります。
後に肝臓が色々な成分に加工し、動脈を通り必要な場所に配られます。

「腎臓」は腰の上あたりに、左右1つずつあり「そら豆形」をしており、大きさはざっと握りこぶしくらいといわれ、大人で1つの重さが120~150gで、約お茶碗1杯程だそうです。

基本的な役割5つ。
1.「老廃物・余分」な水分をろ過して排出。
2.体内の水分量やイオンバランスを調節。
3.血圧を適正にコントロールする。
4.造血ホルモンを分泌して赤血球を作る。
5.ビタミンDを活性化させ、骨を丈夫にする。

機能が低下すると数多く症状が出ますが、その1つに「体に必要なタンパク質まで、尿として排出してしまう」ことがあります。

次回へ。

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