こんばんは。
なかた筋整復院　院長　中田です。

今回は「むくみ」についてです。

突然ですが、人の体は「約60％」が水分で出来ていると、1度は聞いたことはありませんか？

その体内に含まれる水分のうちさらに「約60%」は、細胞の中に含まれる「細胞内液」と呼ばれるものです。
残りは、血液に含まれる水分や、細胞と細胞の間を満たしている、「細胞外液」に分けられます。
これらの水分は、細胞に栄養を送り、老廃物を除去する役割を担い、細胞や血管の中を行き来して、水分のバランスを保っています。

しかし、このバランスが崩れて細胞間に水がたまるのが「むくみ」です。

医学用語では「浮腫（ふしゅ）」といいます。

多くは病的ではありません。

原因としては、血流の低下。デスクワークの人が夕方には足がパンパンになると、良く聞きますね。

単純に心臓から遠く、重力の影響で下半身にたまりやすいからなのですが、下腿三頭筋（ふくらはぎ）の筋肉がポンプの役割をします。

ただ、じっとしているとその役割は出来ません。

そして、「塩分の摂り過ぎ」も大きな原因です。

厚生労働省の推奨は、「男性が8g未満・女性が7g未満」となっているようです。 （ちなみに、小さじが1杯が約5グラムです）

外食やコンビニ食は、味の濃い物が多いので必然的に多く摂取していると思われます。

自分では気づかないだけで、常にむくんでいることが当たり前になっている可能性もありそうですね。

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